KNY

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバーのKNYのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

初日に鑑賞
喪った悲しみはフィクションを超え、現実のものとして我々に迫ってくる。肩の力を抜いて観る事を許さぬような緊張感と、悲しみを乗り越えるエンパワーメントに満たされた極上の映画作品。MCU世界であることを忘れてしまう。
5回はガチ泣きする場面があった。

以下情報のためネタバレフラグを追加。

全体的に褒めるところは多くて皆同じことを言っているので割愛

ラモンダの死からシュリの覚醒までの流れは非常に説得力のあるものだが
ボーズマンへの弔いとは違うものとして観なければならない気持ちと、上記のようなストーリーにおける必然性とうまく噛み合わない気がする。要は、現実の死と演出上の死に圧倒的な認識の乖離が、鑑賞中に引き起こされてしまう。これについては、どうしても『上手く無いなあ』と感じずいられなかった。

また、極め付けはポストクレジットで明かされるティチャラの隠し子のくだり
ここはもう何というか余計にしか思えないというか
一瞬で涙引いてしまったのは心残り

2回目も観て、納得させることにする。

エムバクはやっぱりキャラクターとして好き
ネイモアも大好き
KNY

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