公開直後は人が多く、少し経ってから観ようと思っていたものの、ネタバレを警戒して早めに鑑賞。
私は平成ウルトラマンシリーズの世代で、そこから過去のウルトラマンを遡ってみたりしていたので原作を概ね知ってる状態でした。
そして本作を鑑賞した感想は、ウルトラマンシリーズ・特撮への敬意やファンへのサービス演出も多く本当に楽しめた。
視点としてはシンゴジラ同様、政府機関と特殊対策部の視点が主軸であり、ウルトラマンに関しては原作と同じだった。
ただ現代背景を踏まえたリアリティな背景設定と緊迫感の演出はリメイク版独特だった。
また、庵野秀明作品特有の淡々と進められる台詞回しとシナリオの中に、メッセージ性と熱意が瞬間的に高まるシーンが、ウルトラマンシリーズのヒューマンドラマ的側面を強く引き出していた。
迷っているのなら見た方がいいし、ネタバレが怖いなら早めの鑑賞することをおすすめする。
そして、パンフレットとデザインワークスというのが物販にある。
パンフレットはあらすじと役者や制作陣のインタビューが掲載されており、俳優のコメントや製作秘話など知りたい方はおすすめ。
デザインワークスは映画製作の過程での設定やキャラデザの試行錯誤と庵野秀明のコメントが掲載されていて、ウルトラマンが好きだったり庵野秀明作品が好きで見に行った人はこっちは絶対買った方がいい。
