このレビューはネタバレを含みます
3度目の映像化。
皆に愛される名作が原作。
原作ファンなんです、全部読んでないけど。
とにかく、お料理が美味しそう！
84歳の母も食い入るように観てました。
※以下ネタバレ含む
キャストの好みでいうと、断然NHKドラマ版なのですが、今作の旭太夫は美しくておっとりしたところが好みでした。
長い原作、エピソードを絞る必要がありますが、野枝ちゃんと澪ちゃんの友情に焦点を当てていて、それはそれで良かった。
その分、小松原様との関係が分かりにくくはあった。（小松原様役の窪塚くん、良かった〜）
監督が角川春樹氏なので、戯作者藤井隆くん（里見八犬伝の作者らしい）の奥様が薬師丸ひろ子さんだったり、渡辺典子さんがちょい役で出てたり、オールドファンにはニヤリ。
しかし、野村宏伸さんは‥全く気づきませんでした、サーセン
（角川春樹氏も‥）
着付を習っていたので、衣装も気になりましたが、それぞれの立場に相応しい、素敵な着物で良かったです〜！カチカチに着付けてないところも良かった。たまに片襟だったけど、まあ良し。
若干冗長だったのと、原作を知らない人には分かりにくかったかもしれないので、ちょっと点は辛めです。
丁寧に作ってある良作だと思います。
原作読み直そうっと。
