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バウハウスの女性たち
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目次

バウハウスの女性たちの作品紹介

バウハウスの女性たちのあらすじ

当時最も先進的な芸術学校であったバウハウスは「年齢、性別に関係なく、誰もが学ぶ権利を持つ学校」と高らかに謳った。それは女性にも芸術の可能性を与える宣言となるはずだった。だが現実は簡単ではなかった。実は男性優位のバウハウスで、多大な成果を残したにも関わらず、影の存在となった女性たちの実像に迫る。

バウハウスの女性たちの監督

バウハウスの女性たちの出演者

原題
Bauhausfrauen
製作年
2019年
製作国
ドイツ
上映時間
44分

『バウハウスの女性たち』に投稿された感想・評価

hamburger3

hamburger3の感想・評価

4.0
〈バウハウス100年映画祭「プログラムB」〉

これまで表に出てくる事のなかったバウハウスの女性たちにフォーカスしたドキュメンタリー。

バウハウスといえば、自分の知識不足だが勝手に男性的なイメージを持っていたが、実は女性が多大な成果を残していた。

簡単に観れば男女平等を謳っておきながら、男性優位で女性は認められなかったって内容なんですが…実は女性の方が自由な発想をして、男性は既成概念にがんじがらめになってる様に感じた。

これって現在も変わらんね😓
『バウハウス・スピリット』と合わせて「バウハウス100年映画祭」で。
この日は大工大の今井先生の解説トーク付き。先日の倉方、堀口両先生のトークに続いて今回もとても面白かった。
とりわけ、女性への不当な貶めを改めて掘り起こした今作に絡めて、今井先生が実際にドイツで聞いたドイツの専門家による「ドイツ人のバウハウス評」が面白く。

日本人は世界一バウハウス好き、というのはよく言われることなのだろうけど、彼の国で専門家がさらっと「バウハウスなんて同時代のアヴァンギャルドの単なる一流派に過ぎないよ」と一蹴するところは、まあ謙虚に聴いた方が良い部分かも。

今作もTV番組かな。企画上映でまとめて見ると、資料映像や写真の重複使用なんかも結構気になるけど、後2プログラムも楽しみにします。
mingo

mingoの感想・評価

3.9
バウハウス特集で一番見応えある。グロピウスは「年齢、性別に関係なく、誰もが学ぶ権利を持つ学校」として高らかに謳ったが男性優位の中バウハウスで才能を開花させ躍進に多大な貢献を果たした影の存在である女性たちの実態に迫る貴重な証言の数々、おもしろい!必見!!


杣田佳穂× 深川雅文トークメモ

6人のバウホイスラーたち。2002年に高井戸の小さなギャラリーでバウハウスの女性たちに焦点を当てた企画展を催し、アルマ・ブッシャーを紹介したい。ブロイヤーやディークマンとか他の作家たちと違うアプローチ。みんな織物工房に追いやられたが、ベルリンのライマンシューマで勉強してたがグロピウスに手紙を出した。「わたしは子供のためのデザインをしたいんだ。」と言った。その願いがすぐ叶えられた。なぜブッシャーは出られたのか、非常にタイミングが良かった。23年の議会から迫られて大展覧会を行われた。子供部屋のデザイン誰がやるんだとなっていたエーリッヒブレンデルがサポートして子供部屋を制作した。照明器具も、子供部屋の下半分の壁が黒板で出来ていた。子供に特化した家具をつくるというのが当時斬新でトップランナーであった。普段は思想から入るが削ぎ落として構成していくが、ブッシャーは子供たちの観察分析し、子供の発想の立場で創造力を伸ばすように作っていった。多機能的。「積み木を作るときは色が大事。」子供たちがコーディネートする最初の試練。白を必ず混ぜろと言っていた。決して嫌々織物工房されていたわけではなかった、あてがわれたのではなく彼女たちによって獲得発見された。女性クラスも実は彼女たちが望んで作った、グロピウスが困って作ったとばかり思っていた。織り機をグンターシュテルツルが発見したことからはじまった夏休みにゴブラン織をつくった。織れる人が居ないから自主的に研究し、シュテルツルを中心にゲオルクムッへがサポートし発展していった。パウルクレーに形態論の講座を要請した。マリアンネ・ブラントはなぜ金属工房に入れたか。何回断られても行かせてくれと頼んだのが何よりだが、絵画をやる前に彫刻をやっていたため女性は3次元的弱さを克服していた。ホモリナジには彼女がどれだけ立体構成の才能があるか見抜いた。イッテンを去った後の育成をナジが担当。ナジの影響にあり、ブラントはフォトモンタージュの才能も開花。奥さんルチアモホリの位置づけ。この人が居ないとバウハウスの世界を形成できない。彼女の方がナジをサポートしたと海外では書かれているが日本では否定的に描かれがち。プラハで美術と写真を学びモホリから教わったわけではない。深川雅文は97年にバウハウスの写真展を企画した。シンディシャーマンや澤田智子のパイオニア的存在。山脇道子がタペストリーを使ったセルフポートレートだと思っている。おおのたまえさんは知られていなかった。94年の企画展にはじめて。4人の日本人バウハウス学生たち。高井戸のバウハウスコレクション。

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