てるる

呪いの館のてるるのレビュー・感想・評価

呪いの館(1966年製作の映画)
3.7
ホラー秘宝第3弾!

マリオばぁば👵監督作。
原題が「Kill, baby Kill」とカッコ良いのに、邦題が地味すぎない?

辺鄙な村で女性が死んだ。
死体を解剖するために呼ばれたポールだが、村では次々と人が死んでいく…。

血みどろの入江と比べると今作はちゃんとしたオカルトホラーだった。

ゴシック調の館と街並み。
そしてメリッサちゃんの神出鬼没シーンは雰囲気バツグン。

ただ、ホラー映画観すぎの弊害で演出もろもろ古くて睡魔が…。
やっぱ血みどろ感が足りぬ。

そもそも洋画ゴシックホラーで怖いと思ったことがほぼ無い。
僕の脳はどこか壊れているのかも。

とはいえ人形使ったシーンとか、ループする部屋で自分を追いかけるシーンとか、ハッとさせられる部分もあり。

鐘が鳴るシーンで、ポールとモニカを下から見上げるアングルめっちゃ好きだった。
螺旋階段のシーンの色調も良き。

もうちょい魔女ルースの活躍なり、メリッサちゃんとの対決シーンとかあれば盛り上がったのにな。
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