仕事の参考資料として久々に見直した。やっぱり亀は良い。
前作の1ではシナリオ、色トーンもやや暗くて写実的だった。
もしかしたらタートルズ本当に下水道にいるかもなリアリティがあったが、2作目はさらに明るくしてる印象。わちゃわちゃしてて見て楽しい。
アニメやコミックにそういう描写あったか覚えてないが、序盤のおもちゃ屋で泥棒退治するシーンは、おもちゃを適当に取ってふざけて戦ってたのはとてもタートルズっぽくていい。
「ボヤな連中だ、遊び心ってもんがない」
前作のドナテロはこう言った。
そうです、遊ぶ心なのです。
遊び心があるからこそ、どんなピンチでも笑いに変えられ、勝ち負けや失敗を気にせず立ち向かえる。
そして柔軟でクリエイティブな考え方ができ、敵にも読まれにくい。だから亀たちは強いだ。
いつからでしょうか
大人の私たちは劣化した資本主義に色染、損得勘定や勝ち負けばっかり考える哀れで弱い存在となった。
成功するために汚い手も使ったり、
先にマウントを取って自分を有利にしたり、嘘ついて自分だけ良ければいいチューチュー野郎になったり
勝ち負けゲームの中に、やるべきなことせずに他人の成功を邪魔をしたり
そんなつまらないことばかりする人一人がいると、全体に伝染していくんだ。
損得勘定や勝ち負けが先にあると、遊び心もなくなる。
まるでうんこ圧縮機能搭載の歩くうんち製造機だ。
強くなりたい時に、遊び心が忘れそうな時に、タートルズ作品をみるがいい。