Marian

地獄の黙示録 ファイナル・カットのMarianのレビュー・感想・評価

4.2
この映画を歴代No.1作品にあげる映画関係者もいるほどの名作戦争映画。
戦争の悲惨な面というより、カオスな面にスポットライトを当てた作品のように感じた。開始10分もすればどういった話かはわかるのだが、この映画が最終的にどこに向かうのかは観ている誰にもわからない。この映画の重要なテーマでもある"戦場での欺瞞"について、主人公が独白で語っていくという構成も面白い。ラストの展開の解釈は抽象画のように難しいが、この映画を観る感じ、意味を見出そうとする方が間違いなのかもしれない。カオス。
Marian

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