風の旅人

355の風の旅人のレビュー・感想・評価

355(2022年製作の映画)
3.5
悪役が悪に徹し切れず、その甘さが仇になり身を滅ぼす。
どこか間の抜けた展開。
メイス(ジェシカ・チャステイン)が古典的な女性の幸せに絆されるのは、『女神の見えざる手』のスローンを演じたジェシカ・チャステインのイメージに合わない。
多くの女性が活躍する映画だけれど、そこで描かれるジェンダー観は古いように感じた。
男性が思い描く女性と言うか、行動原理にリアリティを感じなかった。
グラシー(ペネロペ・クルス)のタンクトップ姿を見て察しがついた。
風の旅人

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