なんとなくみたけど傑作だった。なによりも2人の演技が秀逸すぎる。ドキュメンタリーだっけ?と混乱するほどリアルな写し方、ことばもすごくよかった。お互いのコンフェッションのとき、最後のシーンはとてもいいじんわり涙でした。
思想の違いが仲違いではないこと、ディスカッションではなく対話が必要なこと、赦しがたいことも赦しをこう人には赦すこと、自分も家族も友達も誰も彼も完璧ではないこと。全く説教じみてないのに、わかっているけどわかれてないことを改めて知ることができる映画だったなあ。
信仰心はなくとも、自分の哲学の根底にキリスト教があることを思い知る映画だったかも。