キュリー夫人というとカタリン・カリコ博士と重ね合わせてしまうね、どうしても。偉業を成した、そしてあえて言わせてもらうなら「女性の」博士の業績だしね👏
始まって28分でラジウムが発見されたけど、この時ぐらいまではマリーもピエールも生き生きとしていてとても嬉しそうだった。
私には84番と88番の元素記号ともなると電子核の図(ブルーベリーとラズベリーで表すシーンは秀逸!)もぐるぐる過ぎて理解越えて意味わかんない(@_@)。それに美しく青緑に光る鉱石は、結果知ってるからだけど恐くてしょうがない。
演出としては、栄光がピークに達してから一気に陰るというやり方で、実際にマリーたちが生きた時代と、現代の核反応にまつわる出来事を平行してみせてくれる…エノラゲイとかネバダ州の核実験とかチョルノービリとかね。
そうだね、スゴい発見をしたのは疑いようもないんだけど、それによってあんなことやこんなことも起こったわけだから…。
ちなみにキュリー夫人の持ち物の放射性物質の半減期は1600年だそうなので、たかが100年ちょいしか経っていない今は除染されているとはいえ、免責同意書にサインしないと閲覧出来ないそうですよ。