ゆき

白蛇:縁起のゆきのレビュー・感想・評価

白蛇:縁起(2019年製作の映画)
3.7
吹き替え版を鑑賞。現代版・中国版アナ雪って感じで、内容も濃いし時間もいい感じだし、とっても良かった!!!!!音楽も映像も綺麗で見応えがありました。
主人公の佐久間大介さん、プロの声優さんかと思いました。キャラと声がマッチしてたし、低めの声で話すシーンはとてもドキドキしました…
現代の物語は、男の子に運命を握られる受動的なヒロイン像から、主体的に突き進んでいくヒロイン像に変化してるのも良いし
逆に男の子側がヒロイン像の将来に合わせるような生き方は、私が幼少期に見ていた作品には無かったものだから、現代の10代の子たちがこんな作風に触れることが出来るっていいなと思う。そんな作風が一気に主流になったのってやっぱりアナ雪の影響があったりするのかな?
また、村社会(これは時代背景も伴うと思うのだけれど、)の大切さ、人と人との繋がり・共同が大切という中国の国の方針が垣間見れるところも興味深かった。製作国ごとに映画の背景から国の思想が見えるとより一層映画が面白くなるなと思う。
最後の日本語版エンドロールでのSnowMan「縁-YUÁN」も映画の内容にピッタリだったし、まさかのフルで聴けると思ってなくてびっくりした!ちなみにこの主題歌の歌い出しは主人公の男の子の声優佐久間大介さんなんですよね!!!!!
映画の最後は、次の続編に繋がるような感じになっていました〜、次回作も日本でも公開しますように!!!!!!
ゆき

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