てるる

テイクオーバーゾーンのてるるのレビュー・感想・評価

テイクオーバーゾーン(2019年製作の映画)
3.9
そして少女は走り出す。

これって諸悪の根源はあの母親なのでは…?

奇しくも昨日観た「ハニーボーイ」と同じく、親のエゴで子供が歪んでしまう話。

いくら両親が離婚したとはいえ、主人公の沙里の言動は観ててイライラ。

でもあの母親見たら納得!!
あれは歪むわ。

それに弟への愛情は本物で、それを見ると本来な優しい子なんだろうなと思えた。
どこへぶつけていいか分からない鬱屈とした感情の出し所が間違えていただけで…。

だからこそ感情をさらけ出したラストシーンには涙(꒦ິ⌑꒦ີ)
まぁ最後まで口の悪さは変わってないのが沙里らしい。

とりあえず外されたメンバーは可哀想だったけど…あの子にも良いことありますように!

あとライバルのユキナが良い子すぎる。
そして沙里の金魚のフン💩どもが1番タチ悪い。

沙里役の子が新人らしいけど、良い意味で生意気そうなお顔と演技がマッチしてる。

ちなみにテイクオーバーゾーンとは、リレー競技でバトンを受け渡すことが出来る範囲のことらしい。
沙里の心のゾーンが広がっていくといいな。
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