てるる

ビギル勝利のホイッスルのてるるのレビュー・感想・評価

ビギル勝利のホイッスル(2019年製作の映画)
4.5
大将ヴィジャイにハズレ無し!

IMW2020の4本目!

サッカー選手としての将来を嘱望されたマイケルだが、ある事件以来、今はギャングのボスとして生きている。
しかし女子サッカーチームの監督である親友の代わりに、監督に就任することになるが…

前半はギャング映画。
後半はスポ根映画。
1粒で2度美味しい😋

やってることはいつもと変わらなくて、インド版水戸黄門というか、インド版半沢直樹。
倍返しだってセリフは翻訳者の人が意識した?笑

悪いヤツがとことん悪いので、ヴィジャイの鉄槌に脳内麻薬ドバドバです。
悪党どもの妨害に対し、悪をもって悪を制すヴィジャイ。
最高か!

後半はインドならではの貧困や虐げられてきた女子たちの反撃が楽しい。
でも楽しいだけじゃなくて、インドならではの女性問題に関わってくるところは悲しい。

特にストーカー自己中クズ男がやったことがホントに許せん😈
あの子が選んだ道に涙と拍手を贈りたい👏

女の子達が立ち上がる時の歌が女神たちを見てるようで神々しかった。

もちろんヴィジャイのダンスも堪能出来ます。
なんか、どじょうすくいみたいなダンスするところ笑ったぁ🤣

ヴィジャイってリティク・ローシャンやタイガー・シュロフみたいな正統派イケメンというより、ちょっと童顔にヒゲという何ならちょっと可愛げがあるお顔。

でもスタイルは良いし、アクションも出来るのでそのギャップがクセになる。

個人的にはもっとスポ根シーンの割合を増やしてくれたら満点に近かったのにな。
あとスローモーション多用しすぎ。
それもヴィジャイらしいといえばらしいのかw

あ、ヴィジャイの右腕的な役としてヨーギ・バーブが出てるの嬉しい!
「僕の名はパリエルム・ペルマール」でもめちゃくちゃ良い役だったからなぁ。
この人の出演作もっと観てみたい。
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