このレビューはネタバレを含みます
事故の後遺症で曜日毎に人格が入れ替わる生活を続けている主人公。その中でも一際地味な生活を送る火曜日の目線で物語は進み、ある日突然水曜日が姿を消すことで火曜日の生活は一変します。
もっとサスペンス的な映画なのかと思っていたら、そんなことはなかったです。水曜日がいなくなって最初はいつもは閉館している図書館に行ったり、図書館で働く女性とデートに行ったり、水曜日の生活を楽しむ主人公でしたが、その女性が好きになったのは自分ではなく、水曜日の自分なんだと気づいた時から、水曜日を取り戻さなければ、と思い始めます。
日によって言うことが全く違うため、友人もいない主人公の全ての曜日のことをよく知る幼馴染との関係も良かったですね。それぞれの曜日にすごく個性があって、各曜日のみんなに幸せになって欲しいなぁ、と思いました。
それにしても、毎週金曜日から月曜日だけの生活ってちょっと羨ましい。。。
エンドロールの各曜日同士の付箋を使った会話も面白かったです。