レイトショー
20:00開映
冒頭で三隅研次を思わせる、素早くギョッとするようなカット割りでけっこう満足してしまったのですが(オタク)さいきん、映画における語りの機能に関心があり(これまでは邪魔だと思っていたので)この点について考えをめぐらせる上でも参考になる映画だった。なお、悪く言えばショットがなく、カットが増えるのは必然だったのかもしれない。とはいえ、映画の売り文句のひとつが「湘南映画」であって、画面構成には禁欲的だったのではないかと邪推されもする。でも、ガールフレンドを犯された男の顔をシャッター(閉じるもの)で遮るというのは、ショットか…?