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最後のフェルメール ナチスを欺いた画家のFyohkoのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます


『最後のフェルメール
   ナチスを欺いた画家』


2019年公開のアメリカ映画


第二次対戦
終戦直後のオランダ

ナチスによって略奪された
美術品に関する
調査を行なっていた
ピラー大尉は

フェルメールの絵画を
史上最高値で
ゲーリングに売りつけた罪で

画家であり
美術愛好家の
メーヘレンを突き止める

有罪となれば
死刑が確定されるにも関わらず

飄々としている
メーヘレンに違和感を覚え
調査を開始したところ

全世界を驚愕させる
事実が判明する


という話


ハン・ファン・メーヘレンは
実在の人物で
本作も、事実に基づいた
ストーリーだ

主にメーヘレンが
裁判にかけられ
判決を言い渡されるまでを
描いている


先に鑑賞していた
「ヒトラーvsピカソ」の
ドキュメンタリー映画でも
扱っていただけに

美術界では
超有名な話らしい

.
加えて、事前に
「山田五郎 大人の教養講座」
YouTubeチャンネルで


現代の科学技術を持ってしても
贋作を見抜くのは
なかなか難しいと言うことを
知っていたので

なるほど
納得ができたかな


本来、贋作を作って
流通させることは
罪に問われるべき
行為であるのは自明だが

本作に於いては
贋作によって
ナチスを欺いたというコトで

一躍、国民のヒーローとなる
メーヘレン


正義というものは
絶対的なものではなく
相対的なものだというコトを

改めて考えさせられる
作品でもある





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