ホアキン・フェニックス主演
NYでラジオジャーナリストとして1人で暮らすジョニーは、妹から頼まれ、9歳の甥・ジェシーの面倒を数日間みることに。LAの妹の家で突然始まった共同生活は、戸惑いの連続。好奇心旺盛なジェシーは、ジョニーのぎこちない兄妹関係やいまだ 独身でいる理由、自分の父親の病気に関する疑問をストレートに投げかけ、ジョニーを困らせる一方で、ジョニーの仕事や録 音機材に興味を示し、二人は次第に距離を縮めていく。
これはFIlmarksで星4.0とかなりの高評価なのだが…自分には特には刺さらなかったかも。
「子ども」という＜最上級に不条理で誠実な他人＞との共同生活によって、自分自身と、他者との付き合いというものを見つめなおすお話。
子供との会話（質問）だけで物語は進んでいくが、全編モノクロなので、その会話が意味深長に残っていく感じがする。
大人には大人の、子供には子供の理屈がある。そして他者のことは本質的には「わからない」、それでも「理解したい」と思うのが、人間が人間である所以ではないだろうか…。そんなことを本作を見て思った。
そして本作に高評価を付けた人は、やはり子育てを体験したことのある人なのだろう。私はしたことないのではっきりと本作の良さは「よくわからなかった」。まあ、そんなこともあるさ…
