このレビューはネタバレを含みます
とにかく役者さんたちの迫力がありました。
“殺人犯”、環菜
公認心理士、由紀
弁護士、迦葉
トラウマを抱える人が多すぎて、我聞さんもなんかあるんじゃないか….とドキドキしました
環菜が最初は小生意気な感じだったのが、妖艶にもみえ、純粋にもみえ…ストーリーが進んで過去がみえてくるにつれ、複雑さを増します
ストーリーとしても守られるべきときに守られないことによる様々なパターンの歪みが全面に出されていて、ちょっと恐ろしさも感じました
ラストは甘くはないけど現実としてとてもリアル
それぞれの過去、関係性など散りばめられるパーツを繋いでいくミステリーのようでもあり、ラブストーリーのようでもあり、ヒューマンドラマでもあり…
消化不良で残してしまったのが、お母さんの過去とタイトルとストーリーの関係性
こうかな?と思うところはあっても確信はもてず…
こういうところ、観終わって誰かと語れたら面白いんだろうな〜と思ったり
そして劇中とエンドロールでながれるUruさんの歌がとてもマッチしています