ようやく鑑賞。
なかなか見応えありの2時間半。
率直な感想は「何が真実か全く分からない」ということ。報道は勿論の事、そもそものソースさえどこまで本当なのか分からない。
知らぬが仏の如く、一層のこと何も知らなくたって何とか生きて行けさえすればそれでいいのではないか。どうせ何が本当なのか分からないんだし、自身の経験だけが全てなのかもしれないが、その経験そのものも真実ではないかもしれないというパラドクスを感じる。
嘘も100回つけば本当になる、というのも然りか。
こうした作品は世に必要だと思うし、観れて良かった。
また、劇伴が全くないのもリアルさ増幅している。