KNY

アントマン&ワスプ:クアントマニアのKNYのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

いーやアントマンシリーズでMCU 1,2を争う良作が出るとは。舐めててすまんかった
スターウォーズっぽいスペースオペラ要素ありつつマルチバース作品らしさを全面に出した、堅実な一本。
スコットラングの人間として、親としての成長はもちろん、
ピム一家やキャシーの強さにも心打たれた。

なんと言ってもMODOK=ダレンのサプライズはサプライズを遥かに越えて機能してた。ヴィランにも別の道を示唆するような働きかけがある作品って好きだなあ。あのディティールに対するメタな演出もあって、ギャグ要素強くても嫌いになれない。キャスリンニュートンとコリーストールに幸あれ

カーンのでかいボールのシーン。
大画面の真ん中でワスプがアントマンの手を取るシーンがあるのですがアレめちゃくちゃに美しいカットですよ。涙出ましたもん。

最後は『何かやべー事やった気がするけど、いいか…』っていう能天気さや
『あいつは四天王の中でも最弱…』みたいなくだりもあって、こういういつもの軽妙さやクサいやつもクリフハンガーも全部押し込んでてGood

エンドゲーム、ストレンジMoM、ロキ、アントマン&ワスプ、様々なMCUフェイバリットとの接点が明かされテンションMAX。

ルイスもいないしあらゆる面で不安だったが
期待の何億倍も楽しんでしまい、もうフェーズ5には希望しかない。
新しいアベンジャーズは最高のスタートを切りました。
KNY

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