海風

鬼火の海風のレビュー・感想・評価

鬼火(1963年製作の映画)
3.3
「死刑台のエレベーター」のルイ・マル監督作品。
アルコール依存症の主人公のアランが自殺するまでの二日間を描いた作品。

壁一面の鏡に書かれた7月23日という文字。なかなか印象的だった。
自殺するエネルギーが満タンにならず、友人や愛人など関わった人々にもう一度会い「やっぱり死のう」と決心を固めたいアラン。
設定はとても面白いけど、すごく長い映画に感じてしまうほど私には退屈だった。
無機質な音楽と虚無感が最高にマッチしていて、映画全体のセンスは好きだった。

何回映画を止めて違うことをしたか分からない。なんて言ったって、大学のレポートが来週提出で心と時間に余裕がない時に観たからかな。焦りながら、少しずつ鑑賞したのでなお頭にストーリーが入らずスンスン抜けていきました。10分観ては、大学のレポートを進めて〜の繰り返しだったからです。私が悪いんです!!!!
海風

海風