片腕マシンボーイ

海辺の途中の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

海辺の途中(2019年製作の映画)
1.8
ムーラボ2019短編作品
いい歳して子孫繁栄に興味無いマシンボーイやからかもしらんが…主人公が気持ち悪過ぎて嫌悪感しかなかったんやが!

精子なくて奥さんと離婚した男がウダウダすんよ、って話

主人公の美術教師に対する女子学生の邪気の無いひとことが残酷で好きだ
「大人になれば自分の生まれた意味とかもう考えたりしなくて良いよねぇ」
ってやつ
子供を作れない体である故に、男として生物としての存在意義が揺らぐ主人公はただ黙りこむしかない
悪意の微塵も無い言葉が主人公のアイデンティティをめためたに叩きのめす素晴らしいシーンでした(加点0.5)

あとはもう…
デリヘル嬢に生で突っ込もうとして抵抗されると、「できないから大丈夫!できないから大丈夫だから!」を連呼する主人公はちんこ輪切りの刑でザーメンのかわりに血ぃ吹き出して死ね!なったし
別れた元奥さんと新しい旦那さんの間に生まれた赤ん坊の成長を、日々インスタでチェックしている主人公の行動にはゾッとしたし…まぢホラー
挙句の果てに元奥さんの子供に会いたい!と暴走する主人公の行動にはドン引き以外なかったですよなぁ…

マシンボーイってば外山監督のん全て微妙なスコアしかつけてないけど、本作はまぢダントツで受け入れがたかったですね
マシンボーイも子を持つ親、子を持ちたい大人になれば少しは理解出来る苦しみなのか?いやいや…子に興味は無い、かわゆいワンコロなら欲しい、ぺろぺろ