2017年からテレビ東京系で放送開始した特撮ドラマ「ガールズx戦士シリーズ」初の映画化作品は可愛いが溢れていて女児向けではあるが、ポップな歌に乗せてキレキレダンスが炸裂していて少女歌劇団の公演を観ているようだ。
本作はシリーズ第3弾を映画化したものだが、劇場版どいうことで過去の2作品のヒロインたちが登場したり、石田ニコルさん、関口メンディーさん、斎藤工さん等のドラマ版キャストが集結している。
監督は同シリーズの監督・総監督を務めた三池崇史さんなのだが、こういうファミリー向けのキャッチーな作品も撮る監督の間口の広さ、引き出しの多さを再認識してしまう。
この作品を観ていると、子どもが小さかった頃によく連れて行った後楽園遊園地の野外ステージでのヒーローショーを思い出してしまう。
現在は東京ドームシティでハイテク機器も駆使してヒーローショーが開催されていると思うが、映画のノリというか、内容や展開が昔のショーを彷彿させ、特に観客を巻き込んだ終盤の展開が正に“それ”で懐かしさで一杯になる。
既にテレビドラマの方は新シリーズが始まっているが、将来、孫娘が出来たら、この手の劇場映画やライブステージを一緒に楽しみたい。
