一気に駆け上がって一気に落ちる。
デイミアン・チャゼル監督は映画、特に雨に唄えばが大好きなのが伝わってくる。雨に唄えばでも描かれたサイレントからトーキーへ移り変わる激動の時代。何十年経っても愛され続ける映画って凄いよね。ララランドから雨に唄えばに入った層も取り込む集大成みたいな作品だった。
タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』もそうだけど、映画好きな監督が映画を題材にした映画を撮ると説得力が違う。ブラピもマーゴット・ロビーも現代を代表する役者さんだからキャストが被るのも頷けるすごい存在感。こうしてまた何十年も先で語り継がれる映画が作られていくのか。
