すてふさんの映画レビュー・感想・評価

すてふ

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.5

非日常が日常になった世界の女子高生の友情?みたいな流れから一気に方向性が変わって頭の中を破壊された。タイトルってそういうことだったのか。続きが気になる。

名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.7

ラブコメ強め。
財宝の争奪戦と謎解き。
平次と怪盗キッド。

嫌いじゃないけど迷宮の十字路みたいな情緒がほしいかな個人的には。

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.0

タイトルからして嘘をついているというね。
舞台は雪山ではなく海の近くのコテージ。オーディションで集められた7人の役者が雪山という設定で4日間の合宿を行うというもの。

あんまり設定が活きていないように
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

テンポが早くて3時間もあるのに最後まで画面に引き込まれた。
基礎知識として共産主義や赤狩りくらいは知っておくべきだった。

なぜノーラン監督が伝記を撮ろうと思ったのか、それが感じられただけでも良かった
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地球へ・・・(1980年製作の映画)

2.5

地球が荒廃して人が住めなくなった世界。人類は宇宙へ出て地球が回復するのを待っていた。そして人類は自らを改良した新人類ミュウを造った。

人類vsミュウ。
ミュウはテレパシーが使えてサイコキネシスみたい
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処刑人(1999年製作の映画)

3.6

天啓を受けた兄弟が悪人を処刑していく。
主演の二人だけでなくFBI役のウィリアム・デフォーのキャラが爆発してる。

まず事件現場でウィリアム・デフォーが推理してから実際のシーンに遡る構成が面白い。
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

3.7

これは発想がぶっ飛んでる。
異星の文明や文化でいうと『禁断の惑星』なんかはまだ人の理解が追いつくけど、本作キンザザはマジで異文化すぎてヤバい。
意味不明な惑星でも地球に帰るという目的がハッキリしてるの
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.5

オリジナルは台湾の『1秒先の彼女』。リメイクする上で主人公の性別が男女逆になっているのが面白い。というのも台湾版はちょっとキモいと感じてしまったのでこれを男女逆にしたら感じ方が違うだろうなと思ったから>>続きを読む

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

1.5

主人公が可愛くない。。ルッキズムとかではなく、ずっと不機嫌で邪悪な顔してるし顔芸が酷い。お母さんは歌メインで外国の方を起用してるんだろうけど日本語が不自然だよね。。差別したくないけど只でさえCGでハー>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.1

先行上映で。

これはIMAXかDolbyで観た方が良い。体の芯まで響く重低音に圧倒的映像美。

ナウシカの元ネタはこれかー。ポールのカリスマ性爆発で最高だった。
ハルコンネン側のヤバさも描かれていて
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恋は光(2022年製作の映画)

3.8

ロケーションがいい。近代的なキャンパスと古都倉敷のギャップとか。あんな街に住んでみたい。

僕が愛したすべての君へ(2022年製作の映画)

3.0

観る順番で結末が変わる二つのストーリー。
こっちを後に観た。

たぶんこっちを先に観てたら横断歩道の幽霊とか訳わからなかったと思う。というか他に本命がいるのか?みたいな混乱が起きそう。

観る順番で結
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君を愛したひとりの僕へ(2022年製作の映画)

3.0

観る順番で結末が変わる二つのストーリー。
先にこっちから観た。

並行世界を研究してる世界で意識だけが移動するパラレルシフトが可能になりつつある世界。

両方みた後だと話の難易度からするとこっちを先に
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.5

仲の悪い二つの国を救う優しい二人。

国一番の美女と国で一番賢い男を交換するみたいな条約。このすれ違いをもう少し上手く使えたらとは思ったけど、全体的に嫌な人間がそんなにいないから安心して観られる絵本的
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.0

韓国リメイクが上映中だったけどオリジナルがアマプラで配信されてたのでこちらから鑑賞。

13歳からの親友。
正反対な二人が互いの人生を追体験するような生き方。魂で繋がってるようなまさにソウルメイトな二
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.7

陰キャ大学生が陽キャと仲良くなって人生一変するけど結局なじめなくて破滅していく、みたいなストーリーを想像してたけど全然違った。

何なんだこの気持ち悪さは。。。バリー・コーガンのおかげなのか、聖なる鹿
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.8

公開40周年を記念してアマプラ配信。

学園祭の前日を繰り返すループもののようであるけどちょっと違う。時間だけじゃなく街から抜け出せず空間も変容していく。まどマギなんかでもこういう描写あったね。すごく
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もうひとりのゾーイ(2023年製作の映画)

2.8

バレンタインシーズンに良さそうなラブコメ。

情報工学専攻でロマンチックな恋に否定的なゾーイ。同じ大学のザックが脳震とうで記憶喪失になって居合わせたゾーイを恋人の別のゾーイと勘違いして恋人のフリをする
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.2

不登校の子どもたちをお城に集めてリハリビさせる的な。
お城に閉じ込めるのかと思ったら普通に家に帰って1年も通わせてくれる親切な施設だった。

いい話ではあるけど謎の部分が想像通りすぎて物足りなさが残る
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.5

裁判の勝敗を決闘で決めるという驚きの風習があったとは。

その決闘がメインと言うより黒澤明の『羅生門』のような三者三様の視点で語られる構成が面白い作品なのかなと思う。

時代的に女性に対する扱いが酷い
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

頭脳は子供、体は大人の逆コナン状態から冒険を通して世界を知って成長する女性像。

ヨルゴス監督の過去作がアブノーマルで変態的だったのに対して、今作はノーマルとは言い難いがかなり大衆向けになったと思う。
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.7

お母さんがクレイジーすぎる。
ぶっちゃけクソどうでもいい家族の物語なんだけど最後まで飽きずに観られるのは凄い。
何より最高にワクワクする終わり方。

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.7

大型戦艦の建造費を題材にした作品。

第二次世界大戦が目前に迫る昭和8年、国力を世界に示そうとする海軍は世界最大級の戦艦の建造を計画する。しかし、デカいだけの戦艦より空母が必要だと考える山本五十六は戦
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

3.5

『ベイビーわるきゅーれ』の阪元監督が殺し屋に密着した前代未聞のドキュメンタリー。

夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく(2023年製作の映画)

3.0

お前が自分押し殺してるの見るとムカつくんだよ。だから俺は今のお前が嫌いなんだよ。

周りの顔色伺って自分を押し殺してる茜と自分の好きなように気ままに生きる青磁。
オラオラ系で偉そうなのが好きじゃない上
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

もちろんマリオは遊んだことあるけどめちゃくちゃ好きって訳じゃない。それでもあのBGMが流れると込み上げるものがある。

ひとつ不満があるとすれば、エンドロールに出てくるファミコンがアメリカ版のNESっ
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君が落とした青空(2022年製作の映画)

2.5

付き合って2年、毎月1日は一緒に映画を観に行く。
彼氏が車にハネられる日を繰り返すタイムリープ系。

何が何でも頭ポンポンしようとする彼氏、ブレザーの下にパーカーを着てるお調子者の親友。少女漫画アレル
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

2.5

Adoの歌が好きじゃないとキツいかもね。
ここにいれば幸せとか傲慢すぎる。
映画のためだけの後づけシャンクスの娘って時点で受け入れ難いのに。
ウソップの親父ってシャンクスの部下だったっけ忘れてた。
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.0

親が再婚して好きな人と姉弟になる。告白するつもりだったのに出来ないもどかしさ。そこに友達と幼馴染が加わる四角関係。正確にはモブっぽい子もいて五角関係?いや元彼も出てきて六角関係?

誰と誰がくっついて
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地球外少年少女 後編「はじまりの物語」(2022年製作の映画)

4.0

AIの未来予測、知能リミッターの解除、知能崩壊、革命。

前半のサバイバル的な内容から一気に陰謀めいた展開に。

人間には理解できない高次元の知に触れて頭がパンクしそう。めちゃくちゃおもしろかった。

地球外少年少女 前編「地球外からの使者」(2022年製作の映画)

3.5

宇宙ステーションを訪れた少年少女たちが彗星の衝突事故に巻き込まれるサバイバル的な話。

ガンダムみたいなロボットは出てこないけどかなりガンダムをオマージュしてる。
シャアみたいな思想を持った宇宙生まれ
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.5

戦時下における責務と人情のせめぎ合い。
捕虜収容所という戦火から離れた特殊な環境だから起こる敵軍兵との友情や恋愛感情。

演技が上手い訳ではないので感情が伝わりにくい。それでもやっぱり坂本龍一さんの劇
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

車椅子生活の女の子が、些細な疑問から大変なことに発展していくスリラー作品。

車椅子ということで行動が制限されてしまう状況をうまく活かした緊張感。なかなかおもしろかった。でも、ちょっと疑問が…。
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

すごくよかった。
つらい境遇でも明るく前向きに夢を追い続けるウォンカがとても眩しい。
桜をイメージしたチョコレートの木が綺麗で美味しそうだった。

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