こばまさ

血も涙もなくのこばまさのレビュー・感想・評価

血も涙もなく(2002年製作の映画)
3.2
先日の『モガディシュ』に続き、リュ・スンワン監督作。
ただ今回は監督より、ドヨン姐さんに引っ張られての鑑賞。
2002年の作品なので、とにかくみんな若い。


元ボクサー、今は金の亡者となったヤクザをチョン・ジェヨン
元ラウンドガール、日本で歌手になる夢を抱く娼婦をチョン・ドヨン
元犯罪者、逃げられた夫の多額な借金を背負う&シングルマザーのタクシードライバーを、イ・ヘヨンが演じる。

この3人が軸となる群像劇。
ジャンル的にはクライムアクション。
とにかく登場人物が多い。
韓国俳優の顔をある程度知ってないと、これはキツい。

簡単に言えば、お金の奪い合い。
『オーシャンズ』シリーズとか、韓国だと『藁にも〜』に似てます。
ただ、あんなにオシャレじゃない。
相手が女性だろうがボコボコに殴るし、髪の毛は引っ張るし卑怯な手は何でも使うし、どこまでも泥臭い仕上がり。

なので、ちょっとそれはないわ…
と言う人には全くオススメ出来ません。
本当に容赦ないので。
まさに血も涙もない。

個人的には、超久々にドヨン姐さんを充電出来たので、もうそれで満足です。
作品、ストーリーとしては⭐︎2.9ぐらい。

てか、監督のリュ・スンワンと俳優のリュ・スンボムって…兄弟だったのね!
今日初めて知ってビツクリ!
こばまさ

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