みきわめとおる

プロミシング・ヤング・ウーマンのみきわめとおるのレビュー・感想・評価

4.9
男どもよ、すべての女性たちに懺悔せよ!

という奇才天才エメラルド・フェネルと、
ずっと好きだったんだぜキャリーマリガンによるいまだかつてない爆弾に被弾した思い。

ネタバレを丁寧に避けてまさかのストーリーテリング。
そんなことあるか!?
普通ないよね。 凄すぎるよね。

この映画は、北野武監督デビュー作の、「その男凶暴につき」を観て衝撃のあまり新宿の映画館で先輩としばらく唖然、席から立てなかったことを思い出した。

ゆうべもゆうべ脳みそ垂らして女を垂らしこむ
街中みんなのお笑いぐさだぜバカヤロ男がいる
医者だ弁護士だエリートサラリーマンだと自慢しても中身はただの猿
今は君のために飲もう 処刑される為に飲もう
全ての女性たちに懺悔しな!!!

と言われているような気がした。

すごい映画を観た。

(桑田佳祐 全ての歌に懺悔しな‼︎ より)