前作の方が面白かったなぁ。
前作は元エピソードが7話のオムニバス構成で各エピソードには見覚えがあったけれど、何度観ても良いものは良いというもはや古典的な面白さがあった。
一方、本作の元ネタは3作と少ない分、長編にするためのつなぎ部分が少しドタバタ、グダグダに感じた。元ネタの一つ、おばあちゃんのエピソードは屈指の傑作だけど何だか薄く感じられた。
前作でも完成されていたCGだったけれど、さらに滑らかで自然に見えた。背景や小物類のリアルさはいうまでもなく、人物がもはやリアルな人形を使ったストップモーションアニメのように思えた。テクスチャー（表面の質感）に一層リアル感が増したのだろう。「ゴジラ-1.0」でオスカーを受賞した山崎貴が流石なんだなあと感心しちゃう。
世界初のオールCG長編アニメ「トイストーリー」の地上波初放映を観て驚愕したのが2000年、あれからはや24年かぁ、、、
