ラ・ミラン×キム・ムヨル共演のコメディ作品。
やっぱりラ・ミランはこういう役が似合う。
歌を歌えば華麗なダンス、人と話す時の放つ言葉と心の声の違いを表情で表現し、軽快なテンポで話すノリが絶妙だ。
ラ・ミランをサポートするキム・ムヨルが奔走する姿も天然で良かったし、二人のシーンは楽しい気分にさせてくれる。
物語は政治家である主人公にある日ファンタジーが起こり、当然のようについていた『嘘』が言えなくなってしまう。
政治家がいかに普段嘘ばかり言っているのか、叫びながら心の声を吐き出す姿がとても爽快だった。
真実を見つめ直すきっかけになったり、本当に大切な事は何かを問いかけられているかのような作品で、コメディでありながら核心をつく展開もあって、最初から最後までとても面白かった。
ラ・ミランは嫌みがないし、キム・ムヨルもとても好感の持てる役が最高に良かった。
気楽に楽しめる作品。