熾烈な争いが名物の韓国の選挙戦。
主人公は正義感を売りにした人権派女性議員…だが…裏の顔はあちこちで悪事と小金儲けにまみれた日々。
(韓国作品で政治家の汚職を見慣れ過ぎて清廉潔白な政治家はゼロだと勝手に思ってます笑)
山奥で謎の光だかガスだか山神様の洗礼だかを浴びて以来、嘘がつけなくなったからさぁ大変。自身の出版本イベントでは「ゴーストライターが3ヶ月かけて書きました！」と言い放ったシーンは大爆笑。
大筋は悪くないけどもうちょっとラ・ミランおばちゃんは魂の演技ができる人なので、この役は少し薄っぺらかったかな。秘書役のキム・ムヨルも別に彼じゃなくても感。主人公がなんであんなに私欲にまみれた強欲おばさんになったのかもうちょい丁寧に描いて欲しかった。心に来るシーンが物足りないかな。
とは言え本作、実は2022年秋にパート2が公開済み。いずれ日本に届いたら見てみましょう。
今ひとつ突き抜けた面白さと華やかさに欠けた印象。
