映画館で鑑賞
サイレントのようにも感じましたが、何処と無く先鋭的であり、かつ古典的でもある。
大抵の場合、そこに明確な“意思”が存在しますが、この作品ではその“意思”が無いように思える場面が多く…
映画そのものがマシュー・バーニーの美術作品として機能している。だから「ドキュメンタリー」では無いけれどもちろん「劇映画」でも無い。ただ「作品」として屹立。
台詞なし、明確な起承転結なし、主な登場人…
故郷の大自然は公共のものなのか又は自分のものなのか、そんな風な事を考えてみた場合にそこに住んできた人は固定資産税を払ってきたかこないかに関わらず自分のものであると思ってるしそういいたいのではないだろ…
>>続きを読む初のマシュー ・バーニーの洗礼を受けてきました。
雪深い山の中、
迷彩服を着た女性3人と
キャンピングカー暮らしの老夫婦。
この5人がメインなんですが
女性3人のうち2人は身体能力が素晴らしく
ロ…
一体全体何をしているのか、全くわからない。狩るものは常に狩られるものとして在るべからずか…。会話は一言もなされないので、自由解釈ができる。眠たくなるが、轟音の銃声で瞬間に世界へ引き摺り込まれる。今ま…
>>続きを読むめっっっちゃよかった、めっっっっっっちゃよかった……音楽もよかったし画もよかった。「気持ち悪くてずっと見ていたい」という感覚。『クレマスター』と違って一応物語の骨組みがあるからでしょうか、意味のおか…
>>続きを読むそこらの映画監督たちよりも余程審美的で且つ思慮に富んだ作品。
ワンショットの継続時間についてかなり意識的であることが分かる。
一つのショットについてそれが最も強烈に運動を継続させる時間を見極めて割ら…