ヴァイル

ドント・ゴー・ダウンのヴァイルのレビュー・感想・評価

ドント・ゴー・ダウン(2019年製作の映画)
4.6
タイトル通りアゲアゲな作品(謎)。

予告編で事情を知った上での鑑賞のため、たぶん何重かに主人公たちが居るんだろうなと思いながら観ていたけど、写る部分やカメラワークを工夫、伏線張り巡らしまくりの重厚な囲いを魅せる。

階段シーンでは映像が地味すぎて演出がムズいのか、早々にセリフで状況説明。
ゾンビ的なキャラの繰り出しも早く、せっかくの緊張感がいまいちに。
もうちょっとソリッドシチュエーション感に浸りたかった。

扉の登場とともに布石段階からの伏線を回収に向かうが、せっかくの作り込みにもうちょっと意味を持たせてほしかった(過去の取り返しのつかない行動とか、未来の自分達が原因だった等のパラドックスとか)。
しかし、詰将棋を解くかのごとく感覚をキャラクターと一緒に体感できる造りは面白い。

ミッションクリア後オートイベント発生的なシーンでの捕虜の女の子が急に親切で可愛い。(星プラス0.2)

ラスト、「ああ、今度はあいつが代わりに...」て思ってたら違うぽかった。
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