グレート・ウォーのやぎやぎのネタバレレビュー・内容・結末

第一次世界大戦を描いた映画は数あれど、同時に人種差別も描いた作品はあまりない気がします。そういった意味でも良い意味で斬新な映画だと感じました。

主人公はPTSDにかかっており、黒人をあまりよく思っていない人物です。しかし敵陣地への突撃の最中、PTSDによりもう死にたいとなり無防備に敵陣地に飛び込もうとします。そこで彼を救ったのが別部隊にいた黒人の兵士でした。

その後主人公率いる部隊は孤立した黒人部隊を救出する任務を受けますが、部隊の面々はどれも黒人をよく思っていません。そこでの主人公の演説には感動で度肝を抜かれました。

戦争で戦っているのは人間だけではなく、人種差別という概念自体もあるんじゃないか...そう考えさせられる映画でした。