輪廻転生によって記憶を持ち続け、かつ、その能力を保持し続けるという設定に興味を持ったので、観てみた。
その設定から、「その能力を人類の発展に活用する派」と「自分の死を得たい派」に分かれるところも納得し、かつ、主人公側と悪役側どちらの気持ちも理解できた。だがやはり、全生物の滅亡というのは、関係のない者(輪廻転生ができない者)まで巻き込んでしまうことが、悪役になってしまう一因なのだと感じた。
全体的にアクションシーンや様々な文化(特に日本文化などは刺さった)が描かれてていて面白かったが、途中の輪廻を止める銃が登場したことにより、悪役がそれを自分に打ち込むことによって、解決するのではと疑問を持ってしまった。
だが、全体的にスケールも大きく、何より観ていて映画にのめり込めたので、オススメできる。
