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最高の花婿 アンコールのtheocatsのレビュー・感想・評価

最高の花婿 アンコール(2018年製作の映画)
3.4
フランス的陽気さ調子よさ意地の悪さ[笑]

前作を見ていれば自然なつながりとなるが、見ていなくても何となくは分かるだろう。

フランス白人が持つであろう有色人種たちへの軽い軽蔑心理が満載だが、それでも所々くすっとさせられるのは深刻な悪意がないからなのかもしれない。

その中でも一番吹いたはエピソードは中国人婿が「チベット活動家」だったという場面。
チベット僧侶拷問とかの実録図書も見ているので実際は深刻過ぎる問題なのだが、この映画ではついつい笑わされてしまったよ。

デリケートで過敏な人にとっては看過できない内容となる可能性はあるが、そうじゃないガサツな私みたいな人間には見過ごして楽しんでもいい映画のように思われた。022202
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