デルトロ新作はフリークショーものかぁ〜🤔くらいで、あらすじや見せ所がはっきりしない予告がずっと気になってて観てきた。
序盤の物語への引き込み方がパワーあって良かった。時間経過の演出が不思議な世界に迷い込んだかのようで、これから始まる物語とカーニバルへの高揚感・緊張・不気味な不安・期待を感じさせられて巧い。
デルトロというとクリーチャーを期待しがちだけど、本作は全然違った。でも画面の重厚感というか色味やセットは監督色強かったし見たいもの見れた感はあったので満足。配役良かったし、各役者が世界観に飲み込まれず、一人一人があの世界の中で際立ってて上手かった。
ケイト、佇まいも美貌も仕草も今回は誇張された演技でこそあの世界観にハマっていたし輝いていたけど、ふつーにスーパーとか街中に居たら浮くだろうなと凄みを感じた... 改めて。
判事の妻のばあさんのガンギマリスマイル恐怖。
細部までディテールこだわっててそういうところは面白かったけど、個人的に刺さるとかはなかった。でも映画館で観て良かった長かったし！
