何だよあの泡ぜったい体に悪いだろ🫧と思いながら観てた
生活だけでなく精神も蝕んでくる毒親のもと、お金や時間（泡除去）に縛られた暮し。そりゃ依存から抜けにくい...
でもドリオ本人の中にある希求と志向が、ほんの些細なきっかけを、マッチ箱の側薬のように擦って彼女の再生のスーパーノヴァに着火させていく。
生まれ直しの先、這って向かいたい彼女に出会えて良かったよ
「露出は控えて。気まずいから」が自覚のない“意識してる”の発露だったり、メラニーのネイルを剥がすドリオやドリオのめちゃくちゃなダンスを見るメラニーetc.、ｷｭﾝｷｭﾝするシーンもいっぱいあってロマンチックだった
感情の前駆になる感覚を強弱自在に表現できて、的確に確実に観客に伝えられるミランダ・ジュライ監督すごいなと思った。観て体感するインスタレーションみたいな。
個人と世界の関係性についての祝福。
