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君がそばにいたらのpilotisのレビュー・感想・評価

君がそばにいたら(2020年製作の映画)
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たまたまunextのリストを眺めていて知ったけど、丁寧で良い映画だった。
元妻と息子がいるけどゲイである事がバレ、希望にかけてアメリカに密入国、夢である料理人にはなれず郵便配達…
「息子の面影」や直木賞「テスカトリポカ」でメキシコの過酷さにショックを受けたのだが、それ故こちらの作品の荒地や夜子供を置き去りにしようとするシーンはより緊張してしまう。
この二人とも密入国に成功し、お店を開けたのはかなりの努力と幸運の賜物で、しかし不法滞在が故にメキシコに帰れず、帰ればアメリカには戻れず(レストランで80人雇っている、凄い)
家族に会いたい、メキシコの夢を見る。なかなか自分とはかけ離れた問題だけど、映像がとても美しくお話も分かりやすくて考えさせられた。
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