このレビューはネタバレを含みます
ロシア製コンタクトSF大作の第2弾。
ヒューマントラストシネマ渋谷の「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」で鑑賞。
VFX駆使したダイナミックな描写に加え、ヒロインが恋と異能を手にするSF版「トワイライト」の趣きもあり、大いに楽しめた。
鑑賞時点では前作は未見だったが、冒頭に前作のあらすじ説明があるので無問題。
敵のAIがデジタル情報網を乗っ取り、ニセ情報を流しまくる情報戦が面白い。それに対して有線やアナログ無線で対抗するのが、いかにもロシア軍っぽくて納得。
敵の異星人は水を操る技術に長けていて、その攻撃で都市が水没していく流れは一種のディザスタームービーの様相。
ハリウッド映画とは異なり、本作のロシア軍は士気も高く実に優秀。敵との丁々発止の頭脳戦も見応えがある。