目立ちたがり屋で、でも純粋で寂しがり屋でシャイな佐々木と友人達の物語。
いたよなこんな奴。ノリが良くて周りのみんなを楽しませて、でも男子にしか人気が無い奴。それがいいんだけど。
卒業してから会ってないけどどうしてるんだろう…とふと思い出したりするけど、そんな思いを本作では実現してくれているというか。
みんな佐々木のことが好きで、側からみればイジメにも見えてしまう事があるかもしれないけど本人も一緒に楽しんでいて、嫌な描かれ方はしていない。
卒業してからも佐々木は佐々木で、大人になれば自分を偽って生きて行く事もあるけど、佐々木はいつも佐々木を貫き通して美しい。
私はここまで友人達に泣いて貰えるだろうか？死なないと分からないというのも変な話だが。
