小劇場で別の映画を観に行って目がとまったドキュメンタリー
プロデューサーがホアキン・フェニックスって言うのも気になってしました
モノクロ作品
解説も音楽もなし
あるのは彼らの鳴き声と環境音だけ
母豚グンダを中心に農場の家畜達を描いています
子豚達を見守るグンダ目線のカメラが優しい…そして気高い
厳しい手段も母親ならではの「愛」?乳を吸えない子豚は生きる道を閉ざされてしまう
観ているうちに家畜達が人間に見えてきたりする
集団生活って大変…農場という限られた社会で限られた日々を送る彼らは何を思うのか?
遠くを見つめるような目がセツナイ
私達は彼らの「命」を得て生きてる
まさに「いただきます」は命への感謝
ラスト15分のグンダ…彼女の母性をヒシヒシ感じる長い時間でした
現実とはわかっていても切なすぎる
豚だって人間だって母なのだから…
…でもでもお肉大好きな私はビーガンにはなれない(;_;)