Ash27

バレエ: 未来への扉のAsh27のレビュー・感想・評価

バレエ: 未来への扉(2020年製作の映画)
4.0
バレエっていうと少女を想像するけど、これはムンバイに育つ、あまり裕福ではない少年2人だ
この物語は実話を元に描かれているって

貧富の差や宗教の違いとか描かれてるけど、きっともっと辛くて厳しい事がたくさんあってんじゃないかと思う
そんな中で、自分達で人生を掴み取る一歩を踏み出す姿には涙が出る
確かに才能や努力はたくさん必要な世界だけど、どんな世界でも生きるためには出会いや勇気、支えてくれる人たちも必要不可欠だ
そして成功するためには「感謝」できる心も大事なんだと思う
人は一人では生きていけないから

ニーシュ役の子は本人だそうで、可愛い顔とアクロバティックな動きにギャップあって良かった
長い名前のアシフは本人ではないけど、演じたアチンティア君の柔らかな動きが綺麗だった
途中歌って踊るシーンがあって、キタキタよ〜ってインドらしいなと思った
ここに出てたサウル先生は素晴らしいけど、実際インドのバレエ教室の先生の質はあまり良くないらしい
パ・ド・ブレさえ知らない先生がYouTubeで勉強して教えてるって話なのよ
YouTubeってある意味偉大😆

ストーリーも前向きで、久々に私の心が綺麗になったと錯覚したわ
やっと当たりのインド映画に出会えました
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