健一

日本海大海戦の健一のレビュー・感想・評価

日本海大海戦(1969年製作の映画)
2.5
1969年 🇯🇵映画 カラー作品。

ん? 第二次大戦物じゃないの?
日露戦争じゃん。じゃなんで
「東宝 8.15シリーズ」って言われているの?
この間観た「山本五十六」の監督、主演コンビだからかな?

劇場公開時は二本立てだったらしく、併映は「コント55号 人類の大弱点」とコッテコテの喜劇!
凄い二本立て!さすが昭和!
やりたい放題!
これだけタイプの違う作品が二本立てだと どっちから観ればいいのか迷ってしまうだろうに。


日本連合艦隊とロシアのバルチック艦隊との海戦を描いた本作。
ロシアと交戦状態に入った日本軍は、からくもロシア艦隊を封じ込める。
だがその先には 物量で2倍もの兵力を誇るバルチック艦隊が待ち受けていた。

日露戦争の知識が殆ど無かったので大変勉強になりました。

特撮監督の円谷英二の相変わらず ウルトラマン の世界みたいな特撮。
本作が遺作だそうで。

やはり三船敏郎の圧倒的な存在感!それだけ!
この存在感は本作が面白いか?駄作か? そんな事関係ないくらい全てを吹き飛ばす!
MIFUNEの演技が観れればそれで良い!

お金持ちの東宝が作った戦争映画なので相変わらずキャストが豪華。しかしキャストが多過ぎたせいか個々のエピソードが小さい。
仲代達矢の役柄は一体何だったの?

ものすご〜〜く長い映画のダイジェスト版を観たような感覚。
いいとこ取り。というか、チョイと編集が荒いよね。

今月に入って戦争映画を連発で深夜に観てますが、今まで観た中で本作が一番ダメ。
人間ドラマとしても戦争アクションとしても ちょっと中途半端・・・かな。
健一

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