物の溢れかえった自宅。
段ボールの中から出てくる箱、箱、箱…w
留学先のスウェーデンでミニマルな生活を学んで帰ってきたからこそ、デザイナーのジーンは溢れかえった物を処分したくなる。
自分にとっては不要と思える物でも、それは違う誰かにとっての宝物であり、思い出の詰まった物かもしれない。
それらを勝手に自分の物差しで不要と決めつけるのはよくないこと。
人の物や、興味のない物に関しては思い入れもないからポイポイできるけど、不思議なもので自分の思い入れのある物を誰かに捨てられたり不要と言われるとショックを受けてしまう。
人間って本当に勝手だなぁ。
必要だからと、一時は手元に置いていた自分にとって大切だったはずの物も、今では不要だと思ってしまうなんて。
そして、物を通して見えてきた過去。
そんな過去を、物を捨てることで簡単にリセットすることはなかなかできなくて…。
過去に対してわだかまりがあるからこそ、それらにきちんと向き合う必要ってあるんだよね。
私は、どの物にも思い入れがあったりしてなかなか捨てられない性分w
だから序盤のこれでもか！とポイポイ捨てていくジーンの姿は見ていて気持ちよさを覚えたw
Fan's Voiceさんのオンライン試写会にて鑑賞。
