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私のプリンス・エドワードのmmmのネタバレレビュー・内容・結末

私のプリンス・エドワード(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

理由はさておき、わたしは生涯結婚しないだろう。だから結婚や離婚のため身も心も緩やかに東西奔走するこの作品を観る視点としては、ひたすらに蚊帳の外。

フォンに粘着し甘えまくっていながら自覚がなさそうなエドワード(例えば派手な喧嘩の末に隣人からインターホンを鳴らされても対処する素振りすらなく、それは俺の役割じゃないと言わんばかりに泣きながら部屋の奥へ消えていく)も、彼女の人格や都合などまるでお構いなしなその母親も、観ていてじりじりじわじわとストレスが募る。それがフォンの日常か。たった一時間半でこれなのだから、そりゃ逃げ出したくもなるだろう。

フォンが偽装結婚をしてまで実家を出たかった理由や、アイー達との関係性が語り過ぎずに語られていたのも心地よかった。たまには香港映画もいいね。
時折り映り込むエターナル・サンシャインのポスターや、ごろっとグラノーラや森永のキャラメルなどの日本製品に何故かほっこり。
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