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疑いの中でのCのネタバレレビュー・内容・結末

疑いの中で(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

チェコ映画。一人暮らしのお婆さんの元に遠い親戚の男が訪ねて来るけど何かおかしい。と思ったらやっぱり他人、しかも強盗。金目の物を奪って逃げようとした時に、ババア窓から鍵をポーイ!

お婆さんの家は防犯用に特殊な鍵がしてあるんだけど調子が悪くて、施錠にも開錠にもコツが要る。しかも窓には鉄格子。鍵はババアが窓からポーイで強盗は家から出られない。

お婆さんの説得と罪悪感から改心した強盗は「ホントはこんな事するつもりじゃなかった」「役者でオーディションに受からずむしゃくしゃしてやった、誰でも良かった」などと供述しており、お婆さんに謝りスマホで鍵屋を呼ぶ。

で、何となくもっかい試してみたら鍵を拾うことに成功。しかも着信に応じたら役者のオーディションに合格した知らせ。運が向いて来た感じ。だったらもう逃げちゃうぜ、と心変わりしてお婆さんを刺殺。手に入れた鍵でドアを開け颯爽と逃げようとするけど全然開かない。

コツが要るってお婆さんが言ってたけどこれ程までとは…と焦ったら鍵が折れる。原題は「檻」。ウソ→コソ泥→強盗→殺人と着実に罪を重ねた青年は、鍵屋が来るまで出られない。
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