劇場版ではなく、あいちトリエンナーレのプログラムで上映された248分版を鑑賞。
はじめは、AV監督が撮影したドキュメンタリーでステイトメントを読んでも作品の実態が謎で、性的欲求を満足させるための動画だったらどうなんだろうと様子を伺いながら、上映を待っていたけれど、その不安を吹き飛ばす面白さだった。
愛知出身の人はわかるネタというのか、文化不毛の地であったり、東京以外の全ての地方都市に言えるジレンマが淡々とリアルに描かれていた。AV業をしているからなのか監督と愛知の人々の距離感が絶妙で濃密な4時間だった。