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復活のdouroのレビュー・感想・評価

復活(1915年製作の映画)
4.2
画面に頻出し、常に装置となる扉と階段。ロックリーフ・フェローズの生家のアパートと福祉施設はいずれも扉を介して左右に部屋が連なる。
女を救うためギャングのアジトに乗り込む一連の場面、凄まじい扉の破壊の直後、屋外に逃げたアイパッチの男の発砲を俯瞰気味に撮り、貫く扉、倒れ込む女と簡潔に繋ぐ。この頃からウォルシュは扉越しの銃撃を撮っている。フェローズが扉を開けて女と対面し抱擁するが、その2人に差し込む光が素晴らしい。光源と空間の把握のために一度屋外を見せる必要性。
船火事と綱渡り、ロングショットでの2度の落下。
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