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ジオラマボーイ・パノラマガールのRYOのレビュー・感想・評価

3.8
モヤモヤしていた若かりし日、岡崎京子の漫画に初めて出会ってスカッとした懐かしき体験を思い出しました。建設中の選手村かな、オリンピック前の再開発の最中、色んな意味で東京のメモリアルな映像になった気がします。原作の肝はそのままに路上を舞台に演劇が始まったかのような演出は好き嫌いが別れそうだけど、僕はすんなり引き込まれました。平日の午前中、地方都市のシネコンの片隅で、たまには仕事休んで好きなように過ごしたらいいじゃないのと、一人ほくそ笑んだ今日を忘れない。
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