昨年劇場で観ていたけれど、Netflix配信中ということで再見。
思えば最初のワンちゃんの話とガンフーからずいぶん遠くに来たものだけど、本作では、話の荒唐無稽さとアクションの様式美が良くも悪くも行き着くところまでいっちゃっていて、エセ日本、凱旋門カーチェイス、階段落ちなどなど美と馬鹿馬鹿しさの融合が無二の味わいを産み出している。
キアヌ・ヌンチャク・リーヴス、ドニー拉麺イェン、真田メガネ広之と当代随一のアクションスターを取り揃えて、古今東西いろとりどりの殺陣の大百科的作品と言えそうだけど、とりわけマカロニウェスタンと日本の時代劇の影響が本作には色濃くて、両者が大好物な私には目に美味しかった。
日本版のタイトルにもなっていて本編で象徴的に使われている'consequences'という語についてnoteでも考察しているので良ければそちらもぜひ!
https://note.com/wisteria561/n/nbf74f6566a81